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認知症について

DC博士のワン・ポイント

アルツハイマー病治療薬について

はじめに

 介護保険の要支援を含む要介護認定者のおよそ半数に認知症が疑われるという推計があります。アルツハイマー病の有病率は特に75歳以降の後期高齢者で顕著に増加します。現在の高齢者人口の増加は75歳以降の後期高齢者の増加が特徴です。従って、アルツハイマー病は今後ますます増えることが予想されます。

 1999年にアルツハイマー型認知症(AD)の治療薬としてドネペジル塩酸塩が承認されました。以降、新たな抗認知症薬はわが国では承認されていませんでしたが、2011年3月にガランタミン臭化水素塩、メマンチン塩酸塩が、7月にリバステイグミンが相次いで発売され、アルツハイマー病の治療薬の選択肢が4つとなり、わが国もようやく国際標準の状態になりました。すでにこれらの抗認知症薬は国際的には広く用いられ、わが国を含め各国のガイドラインではアルツハイマー病の標準的な 治療法とされています。さらに、ワクチンなどのアルツハイマー病の根本治療薬を用いた臨床試験も国内外で進行中です。ここでは、認知症を対象にした治療薬の現状を紹介します。

元 認知症介護研究・研修東京センター
センター長 本間 昭

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