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認知症について

DC博士のワン・ポイント

認知症を知る

第一話:認知症を知る~認知症ってなに?~

認知症とは ~もの忘れと認知症の違い~

 年を重ねるともの忘れや度忘れが始まります。顔を思い出せても名前が出てこなかったり、しまい忘れ・置き忘れが増えてきます。 年相応のもの忘れと認知症のもの忘れはどのように違うのでしょう。年相応のもの忘れは、体験の一部を忘れるのに対して、認知症では体験のすべてを忘れます。食事を例にあげれば、食べたメニューを忘れるのと食べたこと自体を忘れるのとの違いです。年相応のもの忘れは、自覚があり、別の機会にひょっこり思い出せますが、認知症のもの忘れは、自覚がなく、思い出せない部分に作り話が混じります。

忘れ方の違いの表

認知症の種類と原因

 認知症にはたくさんの種類があり、その原因もさまざまです。わが国で多いのは、アルツハイマー型認知症と血管性認知症です。近年、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などの診断が増えています。その他に表に示したようにいろいろな原因で起こる認知症があり、なかには外科的な手術や内科的な治療によって改善が期待できるものもありますので、一度はきちんとした診断を受けることをお勧めします。

認知症の種類と原因

アルツハイマー型認知症の特徴

 記憶障害のために新しい情報がインプットできなくなり、直前のこともすぐに忘れてしまいます。日時や季節の感覚があいまいになり、電車に乗っていて目的地を忘れたり、ここがどこなのか分からなくなります(見当識障害)。同じものを何度も買いこんだり(判断力の低下)、料理の手順が分からなくなったりします(実行機能の障害)。
さらには、言葉がスムーズに出なかったり、洋服をきちんと着られなかったり、慣れたところでも道に迷うようになったりします。早期には脳の萎縮が見られないことがあります。

血管性認知症の特徴

 脳卒中(脳梗塞と脳出血)の後遺症として記憶と認知機能の障害が残った場合を血管性認知症と言います。アルツハイマー型認知症との違いを一覧にして示します。

アルツハイマー型認知症と血管性認知症の違いの表

アルツハイマー型認知症と血管性認知症の経過の図

認知症介護研究・研修仙台センター