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認知症について

DC博士のワン・ポイント

「ユニットケア」を御存じですか?

建物の事

 まずは、「ユニット型施設」という言葉。これは、施設の形態を表します。その特徴は、生活単位(入居者の暮らしの単位)を10人程度とする1つの生活空間(ユニットと呼びます)があり、そのユニットがいくつか集まったものです。ユニットは、丁度1軒の家と想定するといいでしょう。自分の部屋(個室)、リビング、キッチン、浴室、脱衣室(洗濯室兼用)、玄関など、色合いや設えも当たり前の家を大事にしています。ですから、自分の部屋には自分の好きな家具を用意し、居心地いい場所を創ってもらうようされています。家からユニット型施設に入居するときは、まさに「引越し」になります。ユニットを一歩出た所は、道や近所や街などの地域として整備され、井戸端会議の場、喫茶店、公民館のサークル活動の場などがあります。これは、家ばかりに閉じこもるのではなく、さりとて、外に出るには限界があるとき、最期まで暮らしを豊かにしていただくために、施設内に地域を創ってしまう取り組みです。

 疾患の医学的理解、心理的側面はもとより、生活に密着した情報、すなわち公的な支援やサービスの種類やその受け方、医療機関へのかかり方、自動車運転に関する情報、財産管理、家族への援助、さらに亡くなられた場合のグリーフケア(悲しみのケア)まで、幅広く、実際に役立つ知識や情報を入れました。
 次回は、「ユニットケア」の定義です。

元 認知症介護研究・研修東京センター
ユニットケア推進室 秋葉都子

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