事業紹介

 認知症介護研究・研修センターは、国の補助事業として平成12年度に全国3箇所(愛知県、東京都、宮城県)に設置され、認知症介護に関する研究を推進し、認知症介護に関する研修システムを整備し、認知症介護の専門職員を育成して全国の高齢者施設や在宅サービスの現場にその成果を普及してまいりました。

 仙台センターでは、平成23年度厚生労働省老人保健健康増進等事業による「認知症介護における研究成果の総括および普及促進に関する研究事業」の一環として、認知症高齢者の介護研究に関する学術論文(雑誌論文)を網羅した「認知症介護研究データベース」を作成し、認知症介護情報ネットワーク(DCnet)上で公開いたしました。

 ご承知の如く、近年、老年学を始めとする加齢、老化、高齢者に関する様々な事象をテーマとした研究は多分野においても急増しており、昨今では認知症に関する研究業績も徐々に蓄積しつつあります。しかし、膨大な研究知見が散在しており、体系的な研究実績の管理が円滑とは言い難い状況です。
本データベースは、本邦において実施されてきた認知症介護に関する研究知見を集約し、一体的に管理することで保健、医療、福祉分野における認知症介護研究者、実践家、政策立案担当者の活動に寄与できるものと確信しております。

本データベース作成にあたり、論文掲載の許可をいただいた学会、大学、団体等に感謝申し上げます。

認知症介護研究・研修仙台センター
〒989-3201
宮城県仙台市青葉区国見ヶ丘6-149-1
TEL 022-303-7550 FAX 022-303-7570

ページ先頭に戻る