【運営】:認知症介護研究・研修センター(東京、大府、仙台)
  我が国の認知症介護に関する研究・研修の中核的機関として
  平成12年度に厚生労働省により設置されました

研修情報

認知症介護指導者の紹介/大府センター

近藤 若人 (大府センター第6期生)
地域ケアの取り組み

特別養護老人ホームせんねん村

地域の特徴

 愛知県の西三河南部に位置する我が町「西尾市」。12世紀からの城郭都市として古き良きものを残している小都市です。
 昨年、市制50周年を迎え、お抹茶の生産日本一でもある我が町は、今年、全国茶サミットや全国お茶まつりの開催予定地にもなっています。
 農工商がバランスよく存在し、財政的にも比較的豊かな町です。

施設の紹介
 「こころのびのび からだいきいき いのちきらきら」を理念とし、ご利用者おひとりおひとりに「これまでの人生、いろいろあったけれど、せんね ん村で暮らした日々がいちば~ん良かったよ…」そう想って頂ける村であり続けたいと願い、その日その瞬間を大切にしながら生活のお手伝いをさせて頂いてお ります。 是非せんねん村ホームページもご覧下さい。

今後の認知症介護に関する指導者としての取り組み(チャレンジしていきたいこと)
 「自施設で行っている認知症介護は、本当にこれで良いのだろうか?」「他の施設ではどんな認知症介護をしているんだろう?」と日々疑問をもちな がら介護現場の最前線で活躍されている方々がたくさんいらっしゃることを、地域の実務者研修での(特にグループワークの時)研修生さんとの関わりの中から ひしひしと感じています。
 今後私は、地域の中で認知症介護に関する学習の場(他施設職員との出逢いの機会)をつくっていくお手伝いをしていきたいです。そこでの出逢いを 活かし、施設職員間で少しづつでもつながっていけたらすばらしいなあと想います。そこでの情報交換が自施設の認知症介護を振り返る機会となり、またお互い の(認知症)介護に関する創意工夫のきっかけが生まれると想います。
 施設を訪れる小学生に時々質問されます。「近藤さんのお仕事はどんなお仕事ですかっ?」あれっ、自分ってご利用者と関わるときにいつもどんなことを心掛けているのかな?そんな整理から自分の言葉で表現するようにしています。
 「原点に立ち返る」「初心を想い出す」機会は、ご利用者の日常生活24時間365日を支える私達の仕事には、とても必要であると感じています。

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