・粉薬でむせる。
・錠剤が飲み込みにくく、口に残る。
この様子について医療関係者に相談しましたか?
薬の服用以外にも、体調の不安定さなどを感じることはありませんか?
家族に連絡し、通院時に相談してもらうようお願いした。
食事中・食後に胸をさすり「ここが苦しいです。」と言った。
(2)身体的痛み、便秘・不眠・空腹等による苦痛の影響は考えられますか?
・頭や胸の痛みを訴える。
(通院し検査するも異常はなかった)
・血圧が高い。
痛みの訴えなどがあったときに、どのようなかかわりをしていますか?また、その結果、Aさんはどのように落ち着きますか?
ベッドでの休養時、スタッフが付き添い、側にいることで声を出さず座って過ごせたり、訴えがなくなったりした。
(3)悲しみ・怒り・寂しさ等の精神的苦痛、また本人の性格等の影響は考えられますか?
・触られるのが嫌い。
・一人でいると寂しい。
Aさんがこのような気持ちでいると感じたときに、スタッフはどのようにかかわっていますか?
・ゆっくりでも自分で行ってもらう。
・黙って側に座っている。
・話を聞く。
(4)音・光・味・臭い・寒暖等感覚的な苦痛を与える刺激の影響は考えられますか?
なし
不安定な様子のときに、周囲の音や雰囲気などの影響について何か感じられたことはありませんか?
スタッフの休憩時間に人数が減ったり、ほかの利用者が休養したりして話し声が少なく聞こえなくなったとき、「誰か来てください。」胸をさすりながら「苦しいです。」と訴える。
(5)家族・介護者など周囲からの過剰、あるいは少なすぎる関わりの影響は考えられますか?
職員の言葉の掛け過ぎ。
職員の言葉の掛け過ぎとありますが、どのような場面でどのように言葉の掛け過ぎと感じているのでしょうか?具体的に聞かせてください。
・食事の摂取が少ないとき、「もう少し召し上がられませんか。」とスタッフが代わる代わる声掛けしたとき。
・着脱時、Aさんのペースでゆっくりし過ぎると寒くなるのではと思い声掛けするとき。
(6)障害程度・能力の発揮に対して、住まい・器具・物品等物的環境による影響は考えられますか?
室内が広い。
室内が広いということについて、Aさんは何か話していますか?
「たくさん歩けないなあ。」
(7)要望・障害程度・能力の発揮と、アクティビティー(活動)とのズレによる影響は考えられますか?
自分が思っているほど身動きができない。
Aさんは、自分が思っているほど動けないというつらさを言葉や行動などでどのように表現していると思いますか?
・「自分でできますわ。放っておいてください。」と、払いのける。
・スタッフの声掛けに対して、同じことをオウム返しで話す。
・シルバーカーで歩行しようとするも、ふらついたり転倒しそうになったりする。
(8)生活歴・価値観等に基づいた暮らし方と、現状とのズレによる影響は考えられますか?
デイサービスに通所していると仕事の手伝いができない。
デイサービスに通所していると仕事の手伝いができないというAさんの気持ちに対して、現在どのようなかかわりを持っていますか?
タオルをたたむなどの手作業をしてもらう。