認知症介護現場における新型コロナウイルス感染症対策の現状と対応の工夫
5月19 日~29 日に実施した認知症介護指導者の方々へのWEBアンケートの結果をお知らせします。ご多忙のところご協力くださいました全国の認知症介護指導者の皆様、誠にありがとうございました。
今後,3 センターでは、このアンケートの結果をさらに活用しやすく整理していきたいと思います。また、感染者発生後の対応プロセス等の情報も寄せられましたので、介護施設・事業所の参考になるように取りまとめ、発信する予定です。加えて、人材育成の中断・不足の実態も明らかになりましたので、効果的な職場内研修方法や教材等の集約・発信も併せて進めていきたいと思います。
【対象】全国の認知症介護指導者2,410名(令和元年度末までに認知症介護指導者養成研修を修了した者)
【方法】インターネット上でのアンケートとし,アンケートの説明と依頼は郵送で行った
(WEBアンケート作成:仙台センター、案内発送:3センター、報告書作成:大府センター)
【調査期間】2020 年5月19 日~29 日
【回収数及び回収率】767 名(回収率:31.8%)
【質問内容】
属性: 所属及び担当する主な事業所形態
Q1 事業所等の対策の現状
Q2‐1 外出・訪問自粛等の認知症の進行への影響
Q2-2 以前と比べて認知症の人にあらわれていると思われる影響
Q2‐3 認知症の人や家族への対応での工夫
Q2‐4 以前と比べて家族の様子の変化
Q3 職場内における人材育成への支障
Q4 以前に比べて職場内研修への影響
Q5 運営する認知症カフェへの影響
Q6 認知症サポーター養成講座などへの影響
Q7 認知症に関する地域活動への支障
Q8 貴施設事業所の運営法人内で利用者またはスタッフの新型コロナウイルス感染事例について
新型コロナウィルス対策にかかわる 認知症介護指導者緊急アンケート結果【概要版】
認知症介護指導者を対象とした新型コロナウイルス感染症対策にかかわる 緊急アンケートの集計結果について