町づくりキャンペーンについて
『認知症でもだいじょうぶ』町づくりキャンペーンは、「認知症を知り 地域をつくる」キャンペーンの一環として行われたもので、 平成16年10月(2004)に開催された国際アルツハイマー病協会(ADI)の国際会議において日本の認知症ケアの先駆的な活動を発表していこうという試みです。
認知症の人を支えていく理想の地域づくり、町づくりのために取り組んでおられる地域、団体、個人あるいはそれらが集まってのグループが日本国内にはたくさんあり、多くの先駆的事例が寄せられました。ここでは平成16年(2004)から平成21年(2009)にご応募いただいた活動事例がご覧いただけます。
たとえば・・・
●「認知症を知る」ための取り組み
地域のさまざまな人々が、認知症と支援について理解を広めるための取り組み など
●認知症の人同士が出会い、話し合い、ともに参加する地域の活動
地域の認知症の人同士が出会い、自分たちの声や力を出しながら、参加する地域での活動 など
●地域にある生活関連領域(商店街、交通機関、金融機関など)の人々が参画・協働する取り組み
地域での暮らしを支えるさまざまな業種(商店、交通機関、金融機関など)の人が加わった活動 など
●地域の人々と行政が協働する取り組み
地域の人々と行政が協働しながら、共に暮らす町づくりを進めている取り組み など
ここでは、その中から応募者に了承をいただいた約300事例(受賞した活動を含む)について、「キーワード検索」と「カテゴリー検索」で活動事例を検索できるように整備し再掲載しました。ぜひご活用ください。
【注記】 なお、本キャンペーンのうち、平成16年12月14日の『「痴呆」に替わる用語に関する検討会』報告書において、”「痴呆」に替わる新たな用語としては、「認知症」が最も適当である”と報告される以前の取り組みについては、”痴呆”という用語を使用しています点に御留意ください。