【運営】:認知症介護研究・研修センター(東京、大府、仙台)
  我が国の認知症介護に関する研究・研修の中核的機関として
  平成12年度に厚生労働省により設置されました

研修情報

認知症介護研究・研修センターでは、全国の老人福祉施設や在宅サービスの現場等にその成果を普及させることを目的として、認知症介護の専門職員の養成を行っています。
センターが実施する主な研修会は、長期にわたる認知症介護指導者養成研修をはじめ、パーソン・センタード・ケア及び認知症ケアマッピング(DCM)法研修会や家族支援に向けたスキルアップ研修など短期間で効果的な研修会も開催しています。
受講資格や研修プログラムなど詳しい情報は下記をご覧ください。

認知症介護指導者とは

認知症介護の専門職員を養成する認知症介護指導者養成研修を修了すると認知症介護指導者として認定されます。
認知症介護指導者は、認知症介護実践者研修等の企画・立案および講師として介護専門職に対する人材育成の役割を担うとともに、認知症介護指導者自身が所属する事業所を中心とした地域の指導者 として認知症ケアの質の向上のために活動しています。
研修は各センターで年3回開催しています。詳しくはこちらをご覧ください。

パーソン・センタード・ケア及び認知症ケアマッピング(DCM)法研修)

英国トム・キッドウッド博士が提唱したスケジュール中心・業務中心のケアでなく、その人の個性やどんな人生を歩んできたかに焦点をあてたケアを実践するために開発された認知症ケアマッピング(DCM:Dementia Care Mapping)法について学びます。
研修は、基礎コース、上級コースの2コースからなり、全講座を受講し研修後の筆記試験に合格された方は認知症介護研究・研修大府センターと英国ブラッドフォード大学とのパートナーシップに基づきそれぞれ認定する資格(Mapper)を得ることができます。

家族支援に向けたスキルアップ研修

在宅での介護を支援する人材を育成し、在宅介護を支援し虐待を未然に防ぐことを目的とした研修です。
在宅介護の支援に関する最前線にいる居宅系サービス事業所従事者や介護支援専門員は、長期にわたる研修受講が難しい状況にあることから、短期間で効果的な家族支援能力向上に向けた研修を目的して開催しています。
平成23年度には、研修を各地域で継続的に実施可能とするため講師養成研修も行っています。

ひもときシートを活用した認知症ケアの気づきを学ぶ研修会

介護者の思い込みや試行錯誤で迷路に迷い込んでいる状況から脱するために、「評価的理解」「分析的理解」「共感的理解」の考え方を学び、介護者中心になりがちな思考を本人中心の思考に転換し、課題解決につなげることを目的としています。
研修会は「ひもときシート」の意義と使い方を学び、利用者本人の求めるケアを実現できることを目的として開催します。
「ひもときシート」についての具体的な使用例や書式のダウンロードなど詳しい情報は専用ホームページ「ひもときねっと」をご覧ください。

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