【運営】:認知症介護研究・研修センター(東京、大府、仙台)
  我が国の認知症介護に関する研究・研修の中核的機関として
  平成12年度に厚生労働省により設置されました

研修情報

認知症介護指導者の紹介/東京センター

岡田 秋子 (東京センター第1期生)
地城ケアヘのかかわりを伝える

グループホーム青葉台デイサービスセンター青葉台

地域の特徴

 当施設は横浜市青葉区にあり、田園都市線の青葉台駅から徒歩7分、都心の渋谷駅までは30分、環状4号線も近くを通っているが、周辺はアパートやマン ション・他法人のケアハウス・デイケア・グループホーム等が隣接している静かな住宅街にあります。またすぐ近くには日常生活には欠かすことの出来ない商店 街と各科の医院・薬局等があり、とても便利な所です。

私の地域ケアとのかかわり
1. デイサービスセンター青葉台~認知症対応型(6~8時間)1日10名の運営
2. 町内会・自治会の行事~稚児行列・お月見会・敬老会・餅つき大会・その他
3. 横浜市の委託事業
  ・横浜市GH事業報告書づくり~市内の全GHの紹介された物で一般市民は購入できます
  ・横浜市GH報告会~一般市民にも参加を呼びかけ、講演会・GHに関する情報提供とQAについて
  ・講演会~一般市民向けのテーマも企画
  ・横浜市高齢者GH認知症予防・介護事業~4回/年、各GH毎に認知症高齢者を抱える家族や関係者を対象に、地域の保健師との連携のもとに認知症予防・介護教室を開催
  ・事例検討会~1回/月、輪番制で各GHの事例をもとにグループ討議、デスカッション、その後のアドバイザーとして
4. 青葉区介護保険審査会~2回/月、主に認知症介護をしている立揚で
5. 横浜市実務者研修~基礎課程3回/年・専門課程2回/年の企画運営・講師
6. 神奈川県認知症高齢者協議会の役員として6回/年の勉強会・講演会の企画運営
7. 全国GH連絡協議会の研修委員として年間行事の企画運営・講師(実務者研修を担当)
等、現場の実務を調整しつつ、私自身は「忙しい中が花」、「教えることは教わること」、「明日は我が身の認知症介護」と自分に言い聞かせながら、楽しく認知症介護に埋没中です。

今後の課題と展望
 今、GHの数が急激に増加する中で、入居中の認知症高齢者の介護度も徐々に高くなってきています。従って今後、GHの利用者も引き続き、安心して生活が出来る「終の棲家」としての役割、つまり、ターミナルケアも視野の中に考慮して行く必要があります。
 次期、介護保険の改訂時には、GHに於けるターミナル 加算・利用者の要介護度によるスタッフの人員数・介護保険下での在宅福祉サービスの利用・GHに看護師を配属するか?等々、十分な検討がなされて行かねばならないと考えます。

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