【運営】:認知症介護研究・研修センター(東京、大府、仙台)
  我が国の認知症介護に関する研究・研修の中核的機関として
  平成12年度に厚生労働省により設置されました

研修情報

認知症介護指導者の紹介/大府センター

塩谷 桂子 (大府センター第7期生)
伊豆中央ケアセンターの1O年問の歩みと展望

伊豆中央ケアセンター

地域の特徴

 私の勤務している施設は、平成6年修善寺町、天城湯ヶ島町、中伊豆町の三町の要請により春風会伊豆中央ケアセンターとして開設され、丁度10年になリま す。介護俣険と同時に、田方雨部広域行政組合を立ち上げ介護保険室を修善寺町に設け、サービスの銃一化を行っています。
 人口三町合わせて、2800人弱と毎年減りつつありますが、近年都会よリ老後の終の住かとして、移り住む方が多くなり介護保険を、この地で申請する方が増え、介護保険料の個人負担の問題が上がっています。

施設が取り組んでいる地域ケアについて
 サービス内容では、デイサービス、ショートステイがありますが、10年前は当施設しかなかったサービスも、この1~2年前より小規模デイサービ スや老健でのデイケアー等が増え利用者にとってはサーピスを選べるようになりました。春には福祉祭り、夏は納涼祭を行い、三町の行政の方ボランティアの協 力で盛大に開催され地域の方も楽しみにしています。
 当施設の在宅支援センターでは、一般の方に介護保険を理解して頂ける様に地域に出掛け介護保険の説明や在宅のお年寄りが元気で過ごせるように予 防介護(フットケァー・リハビリ体操〕にカを入れております。三町の事業所に対し情報の提供を行う為に3ヶ月に1回地域ケア会議を当施設で開催しておりま す。

今後の課題と展望
 14年20床増床になり、既存施設共にユニットケアーを導入し私が介護主任に住命され2年問職員と共に歩んで来ました。やっと形が出来介護士も 個々の対応には追われておりますが、ユニット毎での話し合いを持ち職員の統一を行い利用者が生活しやすい居場所作りを行っています。
 16年4月より三町に土肥町が加わり伊豆市に変わリます。私も旧三町に居宅事業所を設け新たに介護支援専門員として任命されました。入所しか経 験がないので先輩のもとで初心に返り教育を受けております。事業所が増えより質の高いサービスが求められており、新地に向け一人でも多くの老人と接して、 住みやすい老後を送って頂けるよう今後努カして行きます。

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