お知らせ
認知症を学び、専門職や地域の方と出会う場所 「土曜の音楽カフェ♪」平成30年10月開催のお知らせです。
いつも「土曜の音楽カフェ♪」にご参加いただきありがとうございます。
前回(9月1日)のミニ講話のテーマは「専門医から詳しく聞く認知症の話」。“みはるの杜診療所”院長の石原哲郎先生から、改めて「認知症とは」どういう病気かをお話しいただきました。
いくつかの定義はありますが、「脳の病気により、注意機能、遂行機能、学習・記憶、言語、知覚・運動、社会的認知」といった認知領域が、障害されている」状態を認知症とする、という内容でした。
例えば、認知症の方に「今日は何月何日ですか?」と尋ねた時になかなか答えられないのは、そのうちの①「記憶の障害」、②「言語の障害」、③「注意機能障害」という3つのどれかが考えられるとのこと。②「言語の障害」だと、日にちは分かっているのだけれどうまく言葉として表現できないかもしれない、と考えられるそうです。
ただし、何度も「今日は何月何日?」と聞かれるのを嫌がる方もいらっしゃるということですので、そのことも知っておきたいものです。
また、石原先生が関わっておられる、若年性認知症の当事者の方が集う【おれんじドア】のご紹介もありました。若年性認知症の当事者同士が仲間と出会い、前向きに生きていらっしゃることを教えていただきました。
次回のミニ講話は、その【おれんじドア】実行委員の鈴木理さんからのお話です。テーマは「認知症と共に生きるご本人から話を聞こう!」。
ぜひ「土曜の音楽カフェ♪」にいらして、認知症や高齢化についてゆるやかに学び、音楽を聞きながら語り合いませんか?また地域の方々との出会いの場でもあります。純オランダ式のカフェタイムを体験してみませんか。
日 時 | 平成30年10月6日(土) 13:30~15:15ごろ |
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会 場 | 東北福祉大前駅 ステーションカフェ(駅の目前です) ※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
交 通 | 最寄り駅 JR:東北福祉大前駅 |
参加費 | 無料(コーヒー、紅茶、お菓子を用意しました) |
申込み | 予約は特にいりません。誰でも参加できます。 |
チラシ | こちらからダウンロードしてご利用ください。チラシ |
お問合せ先 | 認知症介護研究・研修仙台センター TEL 022-303-7550(平日9:00~17:30) 国見地域包括支援センター TEL 022-727-8923(平日9:00~17:30) |
今回のテーマ 「認知症と共に生きるご本人から話を聞こう!」 | |
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【第1部】 13:30 | カフェタイムと音楽 |
【第2部】 14:00 | 講話 「認知症と共に生きるご本人から話を聞こう!」 おれんじドア実行委員 鈴木 理さん |
【第3部】 14:30 | カフェタイムと音楽 |
【第4部】 14:50 | Q&Aとカフェタイム |
※公共交通機関をご利用ください。
※介護相談コーナーもあります。(介護者・ご本人大歓迎)
※見学も大歓迎です!(多数の場合は事前にお知らせください。)
※東北福祉大学と仙台市の認知症対策推進協定(平成26年12月締結)の一環で開催されています。
※認知症カフェは、国の認知症施策推進総合戦略(新オレンジオプラン)に位置付けられています。
詳しくは、チラシをご覧ください。
今後の予定:
次回 平成30年11月3日(土) 13:30~15:15ごろ
テーマ「認知症ケアパスを知ろう!使おう!」 千葉 万里子 さん 国見地域包括支援センター
※いずれも、場所、時間は今回と同じです。
前回(9月1日(土))の「土曜の音楽カフェ♪」も、多くの方にご参加いただきました。