認知症介護指導者フォローアップ研修/仙台センター
1.研修のねらい
認知症介護指導者フォローアップ研修は、認知症介護指導者養成研修修了者に対し、一定期間ごとに最新の認知症介護に関する専門的な知識や指導方法等を修得させることにより、第一線の介護従事者に対して最新の認知症介護技術を的確に伝達できるような体制を整えることをねらいとしています。
2.研修対象者
研修対象者は、次の(1)及び(2)の要件を全て満たす者のうち、都道府県知事又は指定都市市長(以下「都道府県知事等」という。)から推薦された者の中から、認知症介護研究・研修仙台センター(以下「センター」という。)長が認めた者とします。
(1)次のいずれかの要件に該当する者
① 認知症介護実践研修の企画・立案に参画又は講師として従事している者
② 認知症介護実践研修の企画・立案に参画又は講師として従事することが予定されている者
(2)認知症介護指導者養成研修修了後1年以上を経ている者
3.研修受講者と対象地域
センターの対象地域は、原則として下記の都道府県・指定都市です。
【北海道地域】 北海道、札幌市
【東北地域】 青森県、岩手県、宮城県、仙台市、秋田県、山形県、福島県
【中国地域】 鳥取県、島根県、岡山県、岡山市、広島県、広島市、山口県
【四国地域】 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
4.研修内容
原則として「認知症介護実践者等養成事業の円滑な運営について」(平成28年3月31日老総発第0331第3号厚生労働省老健局総務課長通知)の別紙1の(7)の認知症介護指導者フォローアップ研修の標準的なカリキュラムにより実施します。
5.研修日程
第1回 ブレンド型(前半オンライン研修、後半センターにて集合研修)
オンライン研修 2日間
令和6年12月11日(水)、13日(金)
センターにおける研修 3日間
令和6年12月18日(水)、19日(木)、20日(金)
第2回 オンライン研修 6日間(一日の研修時間が6時間または7時間のため)
令和7年2月17日(月)、19日(水)、21日(金)、24日(月・祝)、26日(水)、28日(金)
※受講申し込み状況等に応じて、開催回数の増減や開催方法を変更する場合があります。
※インターネット環境が整っていない場合、ノートパソコン及びポケット wifi の貸し出しをします。
6.受講手続
「様式」含めて案内はすべて以下の書面に詳細の記載があります。
令和6年度 認知症介護研究・研修仙台センター 認知症介護指導者フォローアップ研修受講者募集要項
(1)必要書類
① 受講申込書 (別紙様式1)
② 所属長等の承諾書
③ 認知症介護指導者フォローアップ研修に係る申込書 (別紙様式2)
(2)手続き
都道府県等は、下記期日までにセンターあてに、前記(1)の書類を送付願います。
なお、都道府県等とセンターとの受講に関する諸手続きは、受講決定通知後に行います。
【認知症介護指導者フォローアップ研修締め切り期日】
第1回 令和6年10月18日(金)必着
第2回 令和6年12月20日(金)必着
(3)受講者の決定
研修受講時期を調整したうえで、受講者を決定します。
なお、1回あたりの受講定員は原則とし20名とします。受講定員を超えた場合は、先着順により受講者を決定します。
(4)受講者の決定通知
下記の期日までに都道府県等あてに通知します。
【研修受講者決定通知】
第1回 令和6年10月25日(金)
第2回 令和6年12月27日(金)
令和5年度認知症介護指導者フォローアップ研修実施報告書
令和5年度認知症介護指導者フォローアップ研修実施報告書(※ファイルサイズが大きいため分割しております。)
① P1~P18
② P19~P43
③ P44~P69
④ P70~P96
⑤ P97~P127
⑥ P128~P164
⑦ P165~P199
⑧ P200~P232
令和6年度第1回 認知症介護指導者フォローアップ研修カリキュラム(ブレンド型)
(会場:オンライン・仙台センター)
月日 | 時間 | 科目名 | 講師名 | 概要 |
---|---|---|---|---|
12/11(水) オンライン研修 |
9:00~9:20 | 開講式 | 仙台センター | |
9:20~9:50 | 事務連絡 科目アンケートの説明 フォローアップ研修のねらい |
櫻庭 由紀 佐々木 昌治 合川 央志 |
フォローアップ研修の全体像を理解し、研修への動機づけを高める。 | |
10:00~10:50 | 最新の認知症介護知識 ~これまでのケアとこれからのケア教育~ |
加藤 伸司 (仙台センター) |
認知症ケアの歴史を振り返り、これからの認知症ケアの進むべき方向性について理解する。 | |
11:00~14:45 | 最新の認知症介護知識 ~認知症の人の意思決定支援~ |
川崎 裕彰 (高齢者権利擁護支援センター) |
認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドラインについて理解を深める。 | |
14:50~15:20 | グループワーク 質疑応答 |
|||
15:30~17:10 | 最新の認知症介護知識 ~認知症医療の最新知識~ |
加知 輝彦 (社会福祉法人仁至会) |
認知症の原因疾患、若年認知症、早期発見、ワクチン等の最新知識を理解する。 実際の実践研修場面での課題についてディスカッションを通し理解する。 | |
17:10~17:45 | グループワーク 質疑応答 |
|||
17:45~18:00 | 振り返り | (仙台センター) | ||
12/13(金) オンライン研修 |
9:00~9:30 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~実践研修企画と運営~ |
合川 央志 (仙台センター) |
実践研修科目の検討について概要を理解する。 希望により、実践者科目担当と実践リーダー科目担当に分かれて、検討する科目を確定する。 |
9:30~10:50 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~実践リーダー研修~ ~基礎研修~ |
阿部 哲也 (仙台センター) |
実践者研修の概要と流れを理解する。 実践リーダー研修の概要と流れを理解する。 基礎研修の改定内容に関する情報提供 |
|
11:00~12:00 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~実践者研修~ |
矢吹 知之 (高知県立大学) |
||
13:00~14:00 | 認知症介護における 人材育成方法 ~実践研修の報告~ |
田村 みどり (仙台センター) |
道県市で実施されている実践研修の状況等についてグループワークにて共有する。 | |
14:10~18:00 | 認知症介護における 課題解決の具体的方法 ~実践研修科目の検討~ (科目内容の検討) |
(検討委員) 仙台センター |
実際に各地域で行われる予定の実践研修科目(新カリキュラム科目)の内容について作成する。 (個人作業)(グループに分かれて進捗状況等の中間報告の時間を含む) | |
12/18(水) 仙台センター |
9:00~14:20 | 認知症介護における 人材育成方法 ~授業法~ |
上條 晴夫 (東北福祉大学) |
効果的な授業法の理解と解りやすく伝えるための方法および講義・ 演習計画を作成する上でのポイントを学ぶ。 |
14:25~15:00 | グループワーク 質疑応答 |
|||
15:10~18:00 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~実践研修科目の検討~ (科目内容の検討) |
(検討委員) 仙台センター |
実際に各地域で行われる予定の実践研修科目(新カリキュラム科目)の内容について作成する。 | |
12/19(木) 仙台センター |
9:00~14:20 | 認知症介護における 課題解決の具体的方法 ~演習技法~ |
後藤 美香 (アライブ・ワン) |
多様な演習技法を学び、実践研修等で効果的に活用できる演習技法について検討する。 |
14:25~15:00 | グループワーク 質疑応答 |
|||
15:10~18:00 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~実践研修科目の検討~(科目内容の検討) |
(検討委員) 仙台センター |
実際に各地域で行われる予定の実践研修科目(新カリキュラム科目)の内容について作成する。 | |
12/20(金) 仙台センター |
9:00~15:30 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~科目検討内容報告~ ~実践研修の授業設計~ |
時田 学 (日本大学) (検討委員) |
作成した講義演習計画書についての報告を行い、共有を図る。 実践研修科目の最終的な内容をふまえ、より効果的な授業を実施する上でのポイントや、 解りやすく伝えるための講義・演習方法を理解する。 |
15:40~16:00 | 最新の認知症介護知識 ~研修評価~ |
吉川 悠貴 (仙台センター) |
研修の評価に関する情報提供 | |
16:10~17:05 | 認知症介護における 人材育成方法 ~実践研修の報告~ |
田村 みどり (仙台センター) |
道県市で実施されている実践研修の状況等についてグループワークにて共有する。 | |
17:10~17:40 | 研修総括 | 仙台センター | アンケート記入 | |
17:45~ | 修了式 | 仙台センター |
令和6年度第2回 認知症介護指導者フォローアップ研修カリキュラム(オンライン型)
(会場:オンライン)
月日 | 時間 | 科目名 | 講師名 | 概要 |
---|---|---|---|---|
2/17(月) | 9:00~9:20 | 開講式 | 仙台センター | |
9:20~9:50 | 事務連絡 科目アンケートの説明 フォローアップ研修のねらい |
櫻庭 由紀 佐々木 昌治 合川 央志 |
フォローアップ研修の全体像を理解し、研修への動機づけを高める。 | |
10:00~11:00 | 最新の認知症介護知識 ~これまでのケアと これからのケア教育~ |
加藤 伸司 (仙台センター) |
認知症ケアの歴史を振り返り、これからの認知症ケアの進むべき方向性について理解する。 | |
11:10~12:00 | 認知症介護における 課題解決の具体的方法 ~指導者としての活動共有~ |
田村 みどり (仙台センター) |
各地域での指導者としての活動内容に関する情報交換をグループワークにて行い、 指導者の役割等についての理解を深める。 | |
13:00~15:30 | 最新の認知症介護知識 ~認知症の人の 意思決定支援~ |
川崎 裕彰 (高齢者権利擁護支援センター) |
認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドラインについて理解を深める。 | |
15:40~16:30 | グループワーク 質疑応答 |
GWにて講義内容に関する気づき、疑問点、質問内容を整理し、 講師への質疑応答にて理解を深める。 | ||
16:40~17:00 | 振り返り | (仙台センター) | ||
2/19(水) | 9:00~11:30 | 認知症介護における 人材育成方法 ~人材育成の方法(リーダの育成)~ |
井戸 和弘 (株式会社IDO) |
次世代及び現リーダー等に対し、モチベーションを持たせながら、 職場を辞めない組織づくりと人材育成の方法について理解する。 |
11:35~12:00 | グループワーク 質疑応答 |
GWにて講義内容に関する気づき、疑問点、質問内容を整理し、 講師への質疑応答にて理解を深める。 | ||
13:00~14:40 | 最新の認知症介護知識 ~認知症医療の最新知識~ |
加知 輝彦 (社会福祉法人 仁至会) |
認知症の原因疾患、若年認知症、早期発見、ワクチン等の最新知識を理解する。 | |
14:50~15:30 | グループワーク 質疑応答 |
GWにて講義内容に関する気づき、疑問点、質問内容を整理し、講師への質疑応答にて理解を深める。 | ||
15:40~16:00 | 振り返り | (仙台センター) | ||
2/21(金) | 9:00~16:15 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~授業法~ |
上條 晴夫 (東北福祉大学) (仙台センター) |
効果的な授業法の理解と解りやすく伝えるための方法および講義・演習計画を作成する上でのポイントを学ぶ。 オンラインでの授業の工夫点について理解する。 |
16:20~17:00 | グループワーク 質疑応答 |
GWにて講義内容に関する気づき、疑問点、質問内容を整理し、講師への質疑応答にて理解を深める。 | ||
2/24(月) | 9:00~15:00 | 高齢者虐待防止研修の方法 | 吉川 悠貴 (仙台センター) |
令和6年度からの「高齢者虐待防止の推進」に係る義務化に伴い、 高齢者虐待防止及び身体拘束禁止に関する研修内容について学び、 事業所職員の知識と意識を高める方法を理解する。 |
15:00~16:00 | グループワーク 質疑応答 |
GWにて講義内容に関する気づき、疑問点、質問内容を整理し、 講師への質疑応答にて理解を深める。 | ||
2/26(水) | 9:00~16:15 | 認知症介護における 課題解決の具体的方法 ~演習技法~ |
後藤 美香 (アライブ・ワン) |
多様な演習技法を学び、実践研修等で効果的に活用できる演習技法について検討する。 |
16:20~17:00 | グループワーク 質疑応答 |
GWにて講義内容に関する気づき、疑問点、 質問内容を整理し、講師への質疑応答にて理解を深める。 | ||
2/28(金) | 9:00~10:20 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~実践者研修~ |
矢吹 知之 (高知県立大学) |
実践者研修の新カリキュラム概要と流れを理解する。 |
10:30~12:00 | 認知症介護における 効果的な授業開発 ~実践リーダー研修~ ~基礎研修~ |
阿部 哲也 (仙台センター) |
実践リーダー研修の新カリキュラム概要と流れを理解する。 基礎研修の改定内容に関する情報提供 |
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13:00~14:00 | グループワーク 質疑応答 |
GWにて講義内容に関する気づき、疑問点、質問内容を整理し、 講師への質疑応答にて理解を深める。 | ||
14:10~14:30 | 最新の認知症介護知識 ~研修評価~ |
吉川 悠貴 (仙台センター) |
研修の評価に関する情報提供 | |
14:40~15:50 | 認知症介護における 課題解決の具体的方法 ~指導者の活動課題解決~ |
田村 みどり (仙台センター) |
今後の指導者としての活動に向けた課題についてグループワークにて情報共有し、 解決方法について検討する。 自自治体への指導者に対して、研修内容を伝える内容を整理する。 | |
16:00~16:40 | 研修総括 | 仙台センター | アンケート記入 | |
16:45~17:00 | 修了式 | 仙台センター |